ライフスタイルや家族の成長に応じて、自由に簡単に、そして安全に空間を変えることができるように、誰にとってもいつになっても必要な部分と、住む人や時期によって変わる部分とに分けて考えています。
この設計の考え方を、建築の世界では「スケルトン・インフィル」と呼びます。
「スケルトン(構造体)」とは、変わらない基本構造をいい、「インフィル(内装・設備)」とは、自由に変えられる壁やインテリアのことをいいます。
素箱は、吹き抜けと大きな窓のある気持ちのいい一室空間としてのびのびと使うこともできるし、必要に応じて仕切りをつくったり、床を増やしたりして、部屋やスペースを増やすこともできます。