SUHACO 58

 

玄関
真っ白でクールな印象の玄関から、靴を脱いで一歩足を踏み入れると、そこは木の温もりが感じられる空間。このギャップがあることで、“木の家”の印象がより強くなる効果が期待できます。シューズクロークをたっぷり確保していますが、天井までフラットなデザインにしたことで、玄関がスッキリ見えます。

 

洗面所
広々とした洗面所には、実は意外な使い方も。造作で洗面台を作っていますが、その一部にはデスクを配しています。ここで朝メイクをしたり、縫い物やアイロンがけ、洗濯物を畳むなどの家事をしたりと、何かと便利に使えます。さらに、日中は洗面所をほとんど使わないようであれば、リモートワークで使える書斎として活用することも。さらに、可動式のオープン棚を家族に合わせて造作したことで、洗面アイテムや下着類などをたっぷり収納することができます。

 

LDK1
階段を上がると、驚くほどの開放感があるワンフロアのリビング・ダイニング。天井にはあえてクロスを貼らず、梁もそのまま見せることで、野趣あふれる空間になっています。オリジナルキッチンや造作のキッチンカウンターは、家族のサイズ感やライフスタイルに合わせてつくることで、使いやすいさも愛着もアップ。

 

LDK2
掃き出し窓は一面のみにし、周囲からの視線が気にならないように、窓は最小限に。その代わりに、勾配天井のデザインをいかして、連続性のあるハイサイドライトを採用しています。高い位置からの日差しがたっぷり入ることで、リビング全体が明るくなり、心地よい空間が広がります。

 

LDK3
夜のリビングルームは、やわらかな光を放つ間接照明をところどころに配して、落ち着いた雰囲気に。ハイサイドライトからは、昼から夕方、そして夜にかけて、刻々と変わりゆく空を眺めながら暮らすことができます。また、階段側から開口部に向かって天井が高くなっているので、実際に広さ以上の開放感が得られます。

 

ベランダ
人の背丈ほどの壁を設けたベランダは、周囲からの視線をしっかり遮ることができ、使い勝手のよい空間に。外から見えないつくりになっていれば、掃き出し窓から風を取り入れ、快適に暮らすことができるでしょう。ベランダの床をデッキにしたことで、室内側からは外壁まで空間が続いているように見え、リビングが広く感じられる効果があります。