シンプルライフを快適に送るためには、家族が毎日使う洗面所にもしっかりこだわりたいもの。家族が必要な分の収納や設備を用意したり、生活動線を考えて間取りをプランニングしたり、シンプルで清潔感のある素材選びをしたり……。家づくりの過程で、どうしても後回しにされがちな洗面所ですが、工夫次第でシンプルライフにお似合いの空間になります。そこで今回は、シンプルライフに欠かせない、素敵な洗面所のアイデア7選をご紹介します。
目次
【シンプルライフのコツ1】
究極にシンプルを追求した、無駄のない空間
床をモルタル仕上げでシンプルに見せ、設備は白でスッキリとまとめた洗面所。木の素材のちょこっと使いが、上品な印象を与えます。収納などは必要最小限にし、ミニマムなシンプルライフを送っている様子が想像できます。造作物を少なくして、既製品の設備を上手に取り入れることで、低コストも実現。モルタルの床やデザイン性の高い洗面ボウルを選ぶことで、暮らす人のセンスが伺えます。
【シンプルライフのコツ2】
無機質でスタイリッシュにまとめる
トイレ、洗面所、バスルームをひとつの空間にコンパクトにまとめた、シンプルなサニタリースペース。壁や天井の素材にモルタルを選ぶことで、無機質でシンプルな仕上がりになっています。収納はすべて扉付きにすることで、片付けが苦手な人でもスッキリと見せることができる秀逸なデザイン。シンプルライフを送るためには、自分が暮らしやすいデザインにすることも大切です。
【シンプルライフのコツ3】
夫婦二人なら、シンプルイズベストな洗面所
家族の人数に合わせて、必要な設備や量を選ぶことも、シンプルライフの第一歩。夫婦二人の暮らしなら、こんなシンプルで美しい洗面所もいいですね。収納をコンパクトにすることは、無駄なものを持たないという考え方にもつながります。これこそ、まさにシンプルライフにぴったりの洗面所と言えそうです。また、いつでも洗面台をスッキリさせておけば、毎朝気持ちよく使えるでしょう。
【シンプルライフのコツ4】
収納スペースを用意し、洗面台まわりはスッキリと
こちらのお宅では、洗面所の奥にパントリーのような収納スペースを設置。家族全員分のタオルや小物類などをオープンシェルフに収納できます。収納の場所と洗面スペースをゆるく仕切ることで、洗面台の上を常にすっきりと片付けておくことができ、これこそ見本にしたいシンプルライフのためのアイデア。収納はオープンにすることで、低コストながらもオリジナルの洗面台が実現でき、カゴや収納ボックスなどを活用して使いやすくアレンジすることもできます。
【シンプルライフのコツ5】
朝は家族が交差する場所だから、広々とした空間を用意
洗面所にある程度の広さを確保できれば、収納スペースを多めに用意したり、パウダースペースを独立させるなど、デザイン面で工夫をしてみましょう。こちらのお宅では、洗面所の隣にパウダースペースを用意し、爽やかな陽光の中で朝の支度ができます。また、生活動線を考えて、洗面所からベランダへすぐ出られるような間取りに。さらに、雨の日でも洗濯物を室内に干せるように、天井にはワイドな物干し竿を設置し、ランドリースペースも兼ねています。シンプルライフのためには、機能性を兼ね備えることも大切です。
【シンプルライフのコツ6】
素材やデザインにこだわり、お気に入りの空間に
リビングルームやキッチンのデザインにこだわるように、洗面所の空間にもお気に入りのアイテムを選びましょう。好きなものだけに囲まれて暮らすことによる心の豊かさも、シンプルライフには必要です。木を使った洗面所には、上品で落ち着いた雰囲気が満ちています。
【シンプルライフのコツ7】
朝陽がたっぷり入る、清潔で心地よい場所
中庭に面した位置に洗面所を配することで、風通しがよく、日差しがたっぷり入る気持ちの良い空間になっています。また、床材に大きめのタイルを選ぶことで、掃除がしやすく、清潔感をキープできるでしょう。家族のためのプライベートな空間だからこそ、設備やアイテム、収納の量なども、家族の暮らしに合わせたものをセレクト。使い勝手が良い空間にすることも、シンプルライフに欠かせないアイデアです。
洗面所のデザインや間取り、広さなどをプランニングするときには、家族が毎日どのように使うか、生活動線で無駄な動きがないかなどを考慮することが、シンプルライフには大切です。しっかり検討せずに作ると、設備に無駄なものが出てきてしまったり、逆に収納が足りなくて散らかってしまうことも。
シンプルライフを素敵に送るということは、無駄のない設備やデザインを選び、お気に入りの素材やアイテムに囲まれた快適な空間で過ごす、心豊かな暮らしのこと。そのためには、自由にデザインできる造作の洗面台や収納を検討してみるのもおすすめです。
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文・内田あり