中庭から室内へ光と風が通り抜ける、コートハウスの暮らし

家の“顔”でもある外観はいたってシンプル。
しかし、建物の中に一歩足を踏み入れると、リビングの奥には光が差し込む中庭が見え、全く違った景色が広がる…。
家の中心に中庭を配した家はコートハウスと呼ばれ、都市部の住宅密集地で取り入れられている効率的かつデザイン性の高い間取りです。

外部からの視線をしっかりと遮りながらも、中庭を配することで室内にも明るい日差しが降り注ぎ、風が心地よく通り抜けます。
また、コンパクトな敷地の場合は、リビングと中庭やバルコニーをひと続きに見せることで、思いがけない大空間が実現できます。

ダイナミックな奥行きを感じるリビング&バルコニー

リビングの延長で広めのバルコニーを配することで、コンパクトな敷地でも、奥行きのあるダイナミックな間取りを実現できます。
ハイサイドライトからは暖かな日差しが、フルオープンにした大開口窓からは心地よい風が入り、家族みんなのお気に入りの場所に。
グレーチングバルコニーを採用することで、より光と風が通る抜けるコートハウスになります。

誰にも邪魔されない、家族だけの秘密空間

吹き抜けのある中庭には、専用の階段が設置され、もうひとつのアウトドアリビングに。
家族だけのプライベートな空間でありながら、光と風が通り抜ける贅沢な作りになっています。
ここでお茶を楽しんだり、のんびりお昼寝も気持ちよさそう!

木製デッキ×グレーチングバルコニーで理想的な中庭に

バルコニーに木製デッキとグレーチングバルコニーを併用することで、上下から光と風をたっぷり取り込むことができる理想の中庭が実現。
ワイドスライディングの窓をフルオープンにすれば、リビングが大空間に変身します。
来客が多く、週末のホームパーティーを楽しんでいるご家族には最適です。

大開口窓をフルオープンにした、風通しのよいリビング

ワイドスライディングタイプの大開口窓を採用すれば、リビングを広く開け放つことができ、風と光をたっぷり取り込めます。
デッキの外壁を高くすることで、外部からの目線を遮るだけではなく、リビングを広く見せる効果も期待できます。
まるで、カフェのような雰囲気のコートハウスでは、天気の良い日のお外ごはんが増えそうです。

実用性とデザイン性を兼ね備えた、究極のバスルーム!

24時間いつでも通気をよくしておきたいバスルームは、風が浴室内を通り抜けるよう対角線上に窓を設置し、実用性も兼ね備えた設計に。
見晴らしの良い高層階に設置することで、目線を気にせずにバスタイムを楽しめます。
星空を夜景を独り占めできる、贅沢空間!

都心部の住宅密集地では、限られた敷地内でどれだけの光と風を取り入れながらも、プライベートな空間を確保できるかが鍵。
中庭のあるコートハウスなら、そんな理想的な家づくりが実現できます。
見学会も随時開催しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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著者情報

秋 慎一郎

秋 慎一郎 監修:一級建築士 秋慎一郎 /L・DESIGN建築設計事務所

「プライバシーの守られた開放的な空間」
「季節の移ろいを感じられる心地良い住まい」
をコンセプトにして、設計活動をしています。
コートハウス(中庭型住宅)の設計を多く手掛け、
「光」や「風」を考慮した、家族と穏やかに過ごせる「住まい」を提案しています。