空間を最大限に活用できる、SUHACOのスケルトン階段

SUHACOの家は、住む人が空間を自在に編集できるのが魅力。
そこで、できるだけ広い空間を確保するために、スケルトン階段を採用する家も多いようです。
そんなスケルトン階段は、空間を遮る壁がないため、階段下は自由な使い方ができるのも特徴です。
SUHACOの家では、階段下はどのように活用されているのでしょうか。

 

 

階段を並行に重ねることで、階段面積をコンパクトに。


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究極にシンプルな作りの、こちらのスケルトン階段。
横から見ると、空間を遮るものがほとんどありません。
1階から2階、2階から3階への階段を並行に重ねることで、
ほぼ畳一畳分のスペースでおさまるほどにコンパクトです。
1階部分の階段下は、自由な使い方ができそうですね。

 

階段下を利用して、玄関をさらに広く延長!


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玄関、廊下、階段を一つの空間に設計することで、階段下や廊下をフルに有効利用できます。
例えばこちらのお宅では、玄関の土間部分を階段下まで延長。
靴の脱ぎ履きもしやすく、さらに自転車やベビーカーなどの置き場としても活用できそうですね。
廊下部分も壁がないので、より解放的な印象ですし、来客が多い時にも活躍しそうな空間です。

 

 

デッドスペースになりがちな階段下をテレビ台に。

大きな掃き出し窓を多く採用している家では、壁部分が少なくなってしまう場合があります。
すると、困ってしまうのがテレビの設置場所。
そこで、このように階段下を活用してみるのもアイデアの一つです。
蹴込板がないスケルトンタイプであれば、光が通って明るさも確保できますね。

壁一面を本棚にして、階段の段差を上手に活用!


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階段脇の壁を全面本棚にしている、こちらのお宅。
階段を利用して、本選びや本探しができます。
ときには、階段に座って読書してみてみるのもいいですね。
また、手すりのすぐ脇に低めの棚を造作することで、テレビ台や収納として活用。
これらのアイデアは、狭小住宅などで使えそうです。

 

 

中庭の階段下には、植物や自転車置き場など自在に使える!


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中庭に設けたスケルトン階段は、踏み板部分をメッシュタイプにすることで、光や風を通してくれます。
鉢植えの植物を置いてみたり、自転車などアウトドアアイテムなどを素敵に飾ってみるのもいいですね。

 
 
スケルトン階段を採用することで、階段下のデッドスペースまで光が届き、一つの空間としてさまざまな使い方がありそうです。狭小住宅などでは、ぜひ活用してみたいアイデアですよね。

素箱では、見学会も随時開催しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 
文・内田あり

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著者情報

秋 慎一郎

秋 慎一郎 監修:一級建築士 秋慎一郎 /L・DESIGN建築設計事務所

「プライバシーの守られた開放的な空間」
「季節の移ろいを感じられる心地良い住まい」
をコンセプトにして、設計活動をしています。
コートハウス(中庭型住宅)の設計を多く手掛け、
「光」や「風」を考慮した、家族と穏やかに過ごせる「住まい」を提案しています。