コートハウスの家は、家の中心に中庭を設けることで、家族だけのプライベートな空間を確保できるのが魅力のひとつ。
建物や高い壁に囲まれた中庭であっても、光の取り方や床材の工夫次第で、光と風が心地よく通り抜ける場所になります。
そして、時には部屋と部屋をつなぐ家族だけの空間になったり、リビングからひと続きで使えるアウトドアリビングになったりと、活用方法もさまざま。
空を眺めたり、風を感じたりできる屋外空間を、コートハウスに住むご家族はどのように楽しんでいるのでしょうか。
目次
空が近くに感じられる、家族のための空中中庭
ぐるりと各部屋に囲まれた中庭は、部屋と部屋を繋いでくれる役割も。
お天気のいい日には、中庭を通って行き来することもできます。
子どもたちが小さい頃は、部屋の様子をいつでも確認できるようにしておけるのも利点のひとつ。
家族間のプライバシーを適度に保ちつつも、中庭があることで自然な形で部屋同士が繋がっています。
こちらのお宅には三階部分にもバルコニーがあり、空がさらに近く感じられます。
シンボルツリーのある中庭は、木陰がある涼しげな空間
大きなシンボルツリーが心地よい、家族のためのとっておきの中庭。
空に向かってのみ開口部があるので、完全なプライベート空間が楽しめます。
上階へと続く階段も、白のスケルトンで風と光が爽やかに通り抜けるよう。
家にいながらにして、外気分が味わえるのも中庭の魅力です。
お気に入りの椅子とテーブルを置き、木漏れ日の中で朝食やランチをしたり、ハンモックでお昼寝なんていいですね。
中庭で昼下がりの読書を楽しむ、とっておきの時間
コンクリート打ちっ放しの壁に囲まれた中庭は、少し無機質な印象。
そこに、シンボルツリーの新緑やボリュームのある鉢植えを置くことで、爽やかな空間が演出できます。
ちょっとしたテーブルと椅子さえあれば、昼下がりに読書をしたり、ティータイムを楽しんでみてもいいかも。
細長い開口部は適度にプライバシーを保ちつつも、風や光が通り抜けます。
大きめの中庭が確保できれば、多目的に使えるひと部屋として
中庭にある程度のスペースを取ることができれば、いろいろな目的で使うことができます。
夏はプールやバーベキュー、夜には天体観測をするのもいいですし、
テントを張って、家族みんなでアウトドア気分を味わってみるのもいいでしょう。
また、壁に囲まれた中庭に面して窓やハイサイドライトを設ければ、思い切って大きな窓にしても、周囲からの視線を遮ることもでき、光もしっかり確保することができます。
リビングからのひと続きで、大空間を演出
壁に囲まれた完全なプライベート空間でも、空に向かって開放的に使えるデッキ。
床材を統一すれば、リビングからのひと続きで一体感が生まれ、アウトドアリビングとして気持ちよく使えそうです。
高い壁で囲まれていても、一部を吹き抜けにすることで風通しが良い空間に。
都心部の限られた敷地では、中庭やデッキなどを上手に活用すれば、近所からの視線を気にせずプライベートな空間が実現します。
扉をフルオープンにすれば、週末には大人数でのパーティーも
リビングから続く中庭デッキは、大きな開口部をフルオープンにすれば、リビングからひと続きで使うことができます。
屋外でも過ごしやすい季節なら、週末にアウトドアパーティーも楽しめそう。
このように、デッキを上手に取り入れれば、限られた敷地でも開放的な住空間をつくることができます。
上部をメッシュ素材にすることで、光が降り注ぐ中庭に
一階に作る中庭は、どうしても光を取り入れにくく、敷地が限られていればなおさらです。
そこで、天井部分をメッシュにすることで、できるだけ採光を確保することが可能に。
また、壁の一面に木材を使用することで、空間のアクセントにもなっています。
シンボルツリーを一本植えるだけでも、中庭の雰囲気はがらりと変わりますよ。
家の中心に中庭を設けることは、部屋全体に光を取り込んだり、風を通りやすくなるなどの実用的なメリットがあります。
さらに、部屋と部屋をつないで家族が行き来できる空間になったり、週末はたくさんの人が集まる場所になったり、家族が憩う安らぎの庭になったりと、さまざまな使い方があるようです。
間取りを自在にデザインできる素箱だからこそ、限られた敷地でも中庭が実現できるのです。
素箱では、見学会も随時開催しておりますので、お気軽にお問い合わせください。