リビングの雰囲気は木の分量が決め手。コートハウスの大空間は天井でも楽しめる!

SUHACOの家では天井材を張らずに、梁などをそのまま活かすデザイン。
そうすることにより、吹き抜けの大空間が実現できたり、片流れの天井を楽しめたり、ハイサイドライトを設けたりすることができるのです。
また、梁をどのように活かすかによって、空間の雰囲気もがらりと変化。
木をふんだんに使った温もりのある空間から、白のクロスを多めにしたスッキリとした雰囲気まで、自分好みのデザインを見つけてみてください。

 

 

全面木材でも、素材の選び方次第でスッキリな印象


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天井の梁や木の雰囲気をそのまま生かしたリビングは、木の分量が多い分、温もりのある空間が生まれます。
また、床材と天井の木材の色を統一させれば、木をたっぷり使いながらもスッキリとした印象に。
片流れの屋根をそのまま活かしているので、ハイサイドライトを存分に設けた明るいリビングになっています。
太い梁を残しておけば、ハンモック設置などいろいろな活用方法もありそうです。

 

 

木材の色に変化をつけて遊んでみる!


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木材の色に変化をつけることで、遊び心のある天井にすることもできます。
無垢材であれば、その風合いは時間が経つにつれて変化していく様子が感じられますね。
床にゴロンと寝転んで上を見上げると、真っ白なクロスの天井よりも、変化のある木の木目が目を楽しませてくれるはずです。

 

 

梁の直線ラインが美しく映える勾配天井


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白いクロスに細い梁を縦横に配した天井は、キリッとした印象になります。
範囲の広い天井を全面木材にすると、どうしても木の印象が強くなってしまいますが、適度に木の温もりが感じられる空間にしたいのであれば、梁だけを残すのもいいでしょう。
壁から天井にかけて、クロスと梁をミックスさせたデザインで統一しているのもポイントです。

 

梁は最低限にして、空間にちょっとしたアクセント


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梁の分量をなるべく少なく、飾り程度に残しているこちらのリビングダイニング。
ダーク色の床材との組み合わせですが、梁と窓サッシの色を統一することで、まとまりのある雰囲気に仕上がっています。
クロス一面の天井だけではなく、梁を数本でも見せることで、空間がキリッと引き締まります。

 

 

均等にリズムよく貼られた木材がアクセント

天井にアクセントをつけたい場合は、こんなリズミカルな梁の配し方も。
小刻みに並べた窓のサッシと統一させることで、デザイン性の高いリビングルームになっています。
構造上必要な梁と、デザインのための化粧梁を組み合わせて使うことで、自由に梁を配することができます。

 

 

スッキリ明るい空間にするなら全面クロス張り


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とにかくスッキリとした空間に見せたいなら、壁から天井にかけて白で統一するのもいいですね。
白の面積が大きければ大きいほど、部屋は明るく感じられます。
ちょっとアクセントを加えたいなら、太い梁を一本でも残してみたり、窓サッシを木製にするなどの工夫をしてみてもいいでしょう。

 

天井材を張らないことで、梁や天井材で遊び心を加えたり、空間の雰囲気をがらりと変えることができます。また、天井を作るよりもローコストに仕上がります。
家づくりでは天井の選びからも重要なポイントのひとつ。家族が心地よく過ごせる空間にするには、どんな天井を選べばよいか、ぜひ参考にしてみてください。

 

素箱では、見学会も随時開催しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

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著者情報

秋 慎一郎

秋 慎一郎 監修:一級建築士 秋慎一郎 /L・DESIGN建築設計事務所

「プライバシーの守られた開放的な空間」
「季節の移ろいを感じられる心地良い住まい」
をコンセプトにして、設計活動をしています。
コートハウス(中庭型住宅)の設計を多く手掛け、
「光」や「風」を考慮した、家族と穏やかに過ごせる「住まい」を提案しています。