大きな箱の中に解放的な空間が広がる、シンプルな外観のコートハウス

家の印象を左右するのは、何と言っても外観です。
コートハウスの外観はいたってシンプル。
無駄な飾りは一切なく、窓も最小限で、まるで四角い箱のよう。
でも、その内側にどんな素敵な空間が広がっているのか、想像を掻き立てられる家でもあります。
通りからの視線をしっかり遮りながらも、内側では解放的な空間が広がる、コートハウスの特徴的な外観をご紹介しましょう。

 

真っ白な壁に切り取られた開口部が目を引く


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通りとリビングルームの間に中庭を設けることで、できるだけ通りから離れた場所で生活ができ、なおかつ外からの音をシャットアウト。
大きな壁が立ちはだかり、周囲からの視線も全く気になりません。
さらに、外壁に細長い開口部を作ることで、光と風を適度に通します。
シンボルツリーを中庭に向けて育つように植えるなど、いろいろな工夫で四季の移ろいまで感じられます。

 

青空に映える、シンプルな三角屋根の家


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無駄なものを一切排除した、真っ白で箱のような家。
シンプルな外観だからこそ、四季が感じられるシンボルツリーなどの植栽を植えるなど、住人の感性が光ります。
生活感が出てしまう玄関ドアをサイドに設置することで、住宅に見えないコートハウスが完成!
緩やかな片流れの屋根と真っ白な壁が、歩行者の目を引きます。

 

凛とした存在感のある、真っ黒な外観


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真っ白な外壁の家は、どうしても汚れが気になってしまいますが、その点、黒い家は汚れを気にせずにいられるのがメリット。
キューブ型の黒い家は存在感も抜群で、クールでスタイリッシュな印象を与えます。
敷地を目一杯使うために、ガレージとテラスを合体させるアイデアも取り入れられています。

 

 

生活感が見えない、プライバシーが守られる家


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通りからベランダが見える作りでは、どうしても生活感が出てしまうもの。
生活感を見せないようにするのも、プライバシーを守る上で重要なことです。
その点、素箱の家は通りに面した壁にはほとんど窓を作らず、大きな壁で遮ることで、内側にはプライベートな空間が広がります。
また、高い壁の内側に中庭を設けることで、内部にもしっかり光が差し込みます。

 

 

ランダムな窓の配置で、家の表情が変わる


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箱をふたつ組み合わせたようなデザインも、素箱の特徴的な外観。
大きな壁にどんな窓が配されるか、その位置や大きさによっても、表情ががらりと変わります。
リビングの開口部を通りからサイドに外すことで、ご近所からの視線や喧騒を遮断し、家族のプライバシーをしっかり守ります。

 

 

大きな箱の内側は、家族だけの秘密空間


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四角い大きな箱がせり出した、個性的な外観。
よく見かける、通りに面してバルコニーやデッキを設置している家では、どうしても視線が気になってしまいますが、コートハウスは高い壁の向こう側に家族だけのプライベート空間があります。
玄関も奥まった場所にある分、通りからの人目を気にせずに玄関の開け閉めもできます。

 

 

都心部では大きな敷地を確保できない分、どうしても周囲の通りから建物までの距離が近くなってしまいます。
だからこそ、外側には窓を極力減らし、内側に開口部を設けることで、プライバシーが確保されつつも、光が差し込む解放的な家づくりが可能になるのです。
結果的に、箱のようなデザインの家が生まれたのです。

 

見学会も随時開催しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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著者情報

秋 慎一郎

秋 慎一郎 監修:一級建築士 秋慎一郎 /L・DESIGN建築設計事務所

「プライバシーの守られた開放的な空間」
「季節の移ろいを感じられる心地良い住まい」
をコンセプトにして、設計活動をしています。
コートハウス(中庭型住宅)の設計を多く手掛け、
「光」や「風」を考慮した、家族と穏やかに過ごせる「住まい」を提案しています。