中庭のあるコートハウスには、シンボルツリーがあるお宅も多く見られます。
一階の中庭にシンボルツリーを植えて、ダイナミックな姿を見上げたり、
二階にある中庭なら、一部をくりぬいて樹木を貫通させて、葉を間近で楽しんだりと、
さまざまなシンボルツリーの楽しみ方があります。
今回は、家の中にいながら、いつでも緑を感じられる暮らしを覗いてみましょう。
目次
枝の動きを楽しみながら、目隠し効果も抜群
エントランスに植えられたシンボルツリーは、二階にある中庭を突き抜け、
三階のデッキへとぐんぐんのびています。
根元から上部まで、幹が一本になっている「単幹」であれば、
成長も比較的早く、上へ行くほど枝葉がよく茂流ので、こんなお宅にぴったり。
枝を上手に選定すれば、ちょっとした目隠し代わりにもなり、
日差しの強い日には、心地よい木陰を作ってくれますよ。
凛とした一本の樹木は、インテリアの一部にも
家の真ん中にある中庭には、上にのびていくシンボルツリーがおすすめ。
どんな樹木を選ぶかによっても、表情は変わってきます。
落葉樹を選べば、季節の移ろいを目で感じることができ、
常緑樹を選べば、一年を通して緑を感じていられます。
白い壁に新緑の爽やかな緑が映える!
白い壁に囲まれた中庭には、シンボルツリーの新緑がよく映えます。
二階のリビングルームからデッキを眺めるたびに、
小ぶりで爽やかな黄緑色の葉っぱに癒されるはず。
年月を重ねるとともに成長していく姿も楽しめます。
スッとした立ち姿が美しい、玄関先のシンボルツリー
一株で何本もの幹が立ち上がる「株立ち」のタイプは、
幹が重なり合い、野趣あふれる雰囲気が楽しめます。
こちらのお宅のエントランスでは、シンボルツリーの幹部分しか見えませんが、
株立ちの様子が、まるでオブジェのように楽しめます。
家族とともに成長する、広い中庭の大きな樹木
広い中庭には、ボリュームのあるシンボルツリーがお似合い。
葉っぱが生い茂ってくると、中庭にちょっとした木陰ができ、
そこでテーブルと椅子を持ってきてお茶するのもいいですね。
無機質な外観にシンボルツリーがワンポイント
シンボルツリーとは、家の象徴となる木。
それをエントランスに植えるご家庭も多いよう。
でも、シンボルツリーを家族が見られないのは寂しいもの。
中庭の一部を開けて樹木を大きくさせれば、
家族みんながリビングからでもシンボルツリーが楽しめます。
シンボルツリーは、家や家族とともに年月を重ね、成長する姿を眺められるのが魅力。そして何より、コートハウスのシンボルツリーは中庭に誘導させることで、家にいながらにして緑を楽しむことができます。選ぶ樹木によっても、その表情はずいぶん違ってくるので、好みの樹木を選んでみるのもいいですね。
素箱では、見学会も随時開催しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
文・内田あり