【福島県への移住】知っておきたい移住のメリットや情報収集、家づくりのコツなど

感染症対策のために蜜を避ける目的だけでなく、リモートワークの普及によって働き方が変化したり、これからの暮らし方や生き方を本気で考えはじめたり……。ここ2、3年は、自分のベースとなる場所をあらためて考えたという方も多かったのではないでしょうか。

漠然と「移住がしたい!」と思っても、何をどうはじめていいのかわからないものです。そこで今回は、移住のメリットやデメリット、また福島県への移住に関するさまざまな情報や、田舎暮らしにぴったりのシンプルな家づくりのコツをご紹介します。

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福島県への移住のメリット、デメリットとは

家の外観
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移住をするということは、なかなか大きな決断ですので、時間をかけて慎重に検討すべきこと。まずは、福島県へ移住をすることでのメリットとデメリットをご紹介します。

 

<福島県への移住メリット その①>
自然の中でのびのびと暮らすことができる

福島県の自然

福島県は、東北地方の一番南に位置し、山と海、高原、そして湖と、豊かな自然に恵まれています。そんな、自然いっぱいの場所でありながら、東京駅から福島駅までは新幹線で1時間半ほどと、都心からのアクセスがよいのも魅力。できるだけ自然の中で暮らしたい、また東京と二拠点生活をしたいという希望であれば、福島県はおすすめの場所なのです。

福島県内の主要都市エリアは比較的アクセスもよく不便さは感じないものの、さらに少し足をのばせば、大自然に触れることができます。「尾瀬国立公園」「磐梯朝日国立公園」「日光国立公園」など15カ所の国立公園・国定公園・県立自然公園は、県土の12パーセントにも及んでいます。また、星の名所も数多くあり、標高1600メートルの福島市浄土平をはじめ、田村市、鮫川村などには天文台もあります。

 

 

<福島県への移住メリット その②>
農産物や果物など、食べ物がおいしい

福島の果物

福島盆地一帯は、水田や果樹園が広がるのどかな風景も魅力のひとつ。さくらんぼや桃、なし、ぶどう、りんごなどが栽培され、果樹園が点在する「フルーツライン」もあります。

とくに福島市では、盆地特有の気候と風土を生かして、初夏にはサクランボ、真夏のモモ、秋のナシやブドウ、そして初冬の蜜入りリンゴなど、一年を通して果物が味わえます。とくに、全国生産の20%を占める桃は有名で、皇室献上桃としても知られています。

このように、身近な場所でおいしい果物や農作物が作られ、それを新鮮なうちに食すことができるのも、地方移住の魅力。さらに手頃な価格で食材も手に入れることもできます。さらにお子さんがいるご家庭であれば、地元で採れた新鮮な食材で食育ができることも、メリットのひとつでしょう。

 

 

<福島県への移住メリット その③>
都心部よりも広めの土地に住むことができる

アウトドアリビングの写真
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都心に近い場所では、土地にも限りがあり、ゆったりと家を建てることは難しいかもしれません。また、同じ予算でも、都心部と地方では、購入する土地の広さも違ってくるでしょう。アクセスのよさや便利さよりも、家の広さを重視するのであれば、地方での暮らしを検討してみるのもいいでしょう。

お子さんがのびのび遊べる庭を確保したり、周囲の自然が楽しめる家を建てるなど、理想的な家づくりを求めているのであれば、福島県をはじめとした地方への移住を考えるのもおすすめです。

 

一方で、デメリットもしっかり知っておくべき。その上で、移住を検討してみましょう。

 

 

<福島県への移住デメリット その①>
車社会のため、車や免許がないと不便

福島コンセプトハウス
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地方への移住の場合、交通手段として車は必須です。もちろん、福島県の場合も同じです。東京と比べると、福島県の車保有率は1世帯あたり3.5倍(令和4年 自動車検査登録情報協会HPより)となっています。

ただし、福島市などの中心地であれば、電車やバスでも移動もしやすいです。また、平坦な場所が多いので、自転車での移動もしやすいでしょう。より自然豊かな場所で暮らすことを検討しているなら、車移動がメインとなることを知っておくといいですね。

 

 

<福島県への移住デメリット その②>
新しく職を探す場合に、選択肢が狭まれる

リモートワーク

完全にリモートワークができる職業であれば、移住先や二拠点生活先でも、仕事を変えずに働くことができます。しかし、新たに移住先で仕事を探すのであれば、転職のことを考慮しながら、移住先を検討するのがいいでしょう。自分が希望する職種は、そのエリアで求人がどの程度あるのかも調べておくと安心です。

また、このようなサイトを利用するのもおすすめです。

福島県移住ポータルサイト「ふくしまぐらし」
くわしくはこちら。

 

福島市移住応援サイト「ふくがましまし ふくしまし。」
くわしくはこちら。

 

 

移住を検討しはじめたら、情報収集やお試し体験

漠然と「移住をしてみたいな」と考えはじめたら、次はどのエリアの場所に移住をするのかを考えるのではないでしょうか。自分やパートナーの故郷だったり、特別な思い入れのある場所、旅先で気に入った場所など、エリアは人によってさまざまでしょう。

ある程度、移住したいエリアを決めたら、その県や市が発信している移住系の情報サイトをチェックしてみましょう。また、実際にお試しができる移住体験もおすすめです。

 

 

①移住系の情報サイトを参考にする

一番手軽にできるのが、ネット検索などで情報を集めてみること。福島県移住ポータルサイト「ふくしまぐらし」をはじめ、主要都市では移住に関するポータルサイトを用意しています。このようなサイトで情報を探したり、実際に移住した人の声をチェックするのがおすすめです。

福島県移住ポータルサイト「ふくしまぐらし」
くわしくはこちら。

 

福島市移住応援サイト「ふくがましまし ふくしまし。」
くわしくはこちら。

 

IWAKIふるさと誘致センター
くわしくはこちら。

 

こおりやま移住・定住ポータルサイト
くわしくはこちら。

 

 

②SNSで移住系のアカウントをチェック

InstagramなどのSNSで、「福島 移住」などと検索すると、移住に関する情報をアップしているアカウントを見つけることができます。アカウントをフォローして、最新の情報をチェックしたり、可能であれば質問など実際の交流をしてみることもできるでしょう。

ただしSNSを利用することで、実際の移住・田舎暮らしを覗くことができたり、より生の声を聞くことができるでしょう。

 

 

③首都圏などで行われるイベントなどに参加する

現地に足を運ぶ前に、首都圏などで開催されている移住に関するイベントやフェアに積極的に参加してみるのもいいでしょう。現地に行かなくても、仕事の合間などに参加できるのでおすすめです。

 

 

④実際に現地に行き、移住のお試し体験をする

移住をする前に、短期間のお試し移住をする人も多いようです。その際に、福島県では補助金制度を設けています。福島県内に一定期間滞在して、コワーキングスペースなどでテレワークを行った場合にかかった費用の一部を負担してくれる「ふくしまテレワーク体験」などがあります。

 

「ふくしまテレワーク体験」
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また、福島県内では、移住体験ツアーなども行われていますので、移住ポータルサイトなどでこまめにチェックするといいでしょう。

「ふくしまwith you お試し移住村」
くわしくはこちら。

 

このようなイベントに参加することで、移住を希望しようとしている人との横のつながりもでき、さまざまな情報交換ができます。また、実際に移住した際にも移住仲間となることもあります。

 

 

福島県での家づくりに、注文住宅が最適な理由

フローリング
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都心部の暮らしと、地方での暮らしとでは、その環境によって家づくりのデザインや間取りが違ってきます。また、自然と調和する家づくりのためには、外観も内装もシンプルなデザインがおすすめです。そこで地方に家を建てるための、家づくりのコツをご紹介します。

 

 

<福島県での家づくりのコツ その①>
車を2台以上置けるデザインにする

インナーガレージ
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地方での暮らしでは、複数の車をもつご家庭が多いでしょう。敷地が広い場合は、家の前に複数台の駐車場を設ける場合も多いですが、雪の多い地域などではインナーガレージも人気です。天候が悪くても車の乗り降りがしやすく、買い物の荷物を家に運び入れるのにも便利。地方での暮らしではこまめに買い物に行くというよりは、週末にまとめ買いをしておくというご家庭も多いでしょう。そんな生活スタイルの場合は、このようなインナーガレージはかなり重宝します。

 

 

<福島県での家づくりのコツ その②>
田舎暮らしなら、外と中とをつなぐ土間玄関が便利

玄関土間
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移住先で畑の野菜づくりをしたり、広い庭でガーデニングを楽しむなど、都心部よりもより外とのつながりがもてる田舎暮らしでは、このような広めの土間玄関を設けるのがおすすめです。ここで収穫した野菜などを一時的に保管したり、下処理をしたりと、室内ではしにくい作業をすることができます。

また、移住先でアウトドアを楽しむ人も多いでしょう。福島県は、ウィンタースポーツも盛んですし、春から秋にかけてはキャンプなどを楽しむ人にとっても人気のエリアです。アウトドアには道具の保管が必須ですが、このような土間スペースや、大きめの収納場所を作るのがいいでしょう。

 

 

<福島県での家づくりのコツ その②>
自然を最大限に楽しめる間取りや外観に

自然と近い家
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自然豊かな場所での家づくりでは、家の周囲の景色が室内でも楽しめるデザインや間取りを採用してみましょう。たとえばこちらのお宅のように、緑道のすぐ隣にある敷地であれば、プライバシーに配慮しながら、緑道側に大きな開口部を作ることもできます。また、自然との調和を考えると、できるだけシンプルなデザインの外観にするのがいいでしょう。注文住宅での家づくりであれば、このように、その土地その土地にあったプランニングをすることができるのです。

都心部よりも、その場所ごとに周囲の自然環境や住宅との関係性が異なる地方での暮らしでは、より注文住宅での家づくりが適していると言えるかもしれません。

 

 

 

移住を検討しはじめたら、まずは情報収集からはじめ、ある程度エリアを絞っていきましょう。また実際に、お試し体験会やイベントなどへ参加する、移住した人に話を聞くなどして、より具体的な情報を得ていくのがいいですね。

福島県では、県内、または他県からの移住に対するサポートがとても充実しています。そのようなポータルサイトや相談窓口を上手に活用していくのがおすすめです。

また、気に入った土地や環境で、豊かなスローライフを送るには、地元に知識のある工務店などに家づくりを依頼するとスムーズです。SUHACOの福島ショールームでは、家族ごとの暮らしにあった家づくりを提案しています。ぜひショールームに足を運んで、実際にご覧ください。

 

 

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福島コンセプトハウス

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Tel 024-597-7878
ブログ http://kameokakoumuten.jp/?cat=65

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著者情報

秋 慎一郎

秋 慎一郎 監修:一級建築士 秋慎一郎 /L・DESIGN建築設計事務所

「プライバシーの守られた開放的な空間」
「季節の移ろいを感じられる心地良い住まい」
をコンセプトにして、設計活動をしています。
コートハウス(中庭型住宅)の設計を多く手掛け、
「光」や「風」を考慮した、家族と穏やかに過ごせる「住まい」を提案しています。