シンプルな家、シンプルな暮らしを考える

“”シンプルな家”のリビング階段の内観:SUHACO/素箱の建築実例

“シンプルな家”を建てたい。自分たちにとって「ちょうどいい“シンプルな暮らし”」がしたい。そう考える方も多いでしょう。でも、これまでの家づくりは、デザインを優先すると住みづらく、性能を重視すると価格が高く、ローコストを追求すると安っぽくなり、住みたい街だと家が狭くなりがちでした。では、どうしたら自分たちにとって、ちょうどいい家づくり、シンプルな暮らしが実現ができるのでしょうか?そこで今回は、デザイン・性能・価格が最適なバランスの“シンプルな家”を建てるための考え方、外観、内装、間取りの実例などをご紹介します。ぜひ家づくりの参考にしてくださいね。

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シンプルな家の外観とデザイン

“シンプルな家”の外観:SUHACOの建築実例~白い外壁に四角い箱のシルエット
施工事例:25

シンプルな家に住みたい!と思ったとき、白い外観で箱のようなシンプルモダンなデザインの家イメージする方も多いでしょう。でも、ひとくちにシンプルな家と言っても、家の形には実は様々なタイプがあります。

 

都市部であれば、白い壁のスクエアなシルエット、1階はコンクリート打ちっぱなしのガレージ、2階はリビングと中庭のある家もシンプルでおしゃれです。駐車場の上に中庭を配することで、プライバシーを確保しながら開放感のあるデザイン住宅になります。

 

自然豊かな郊外であれば、緑の中にゆったりと佇むシンプルな平屋、片流れの屋根の二階建てなど、豊かな緑に映えるシンプルで白い外観のリゾートライフのような家づくりもできます。

郊外のシンプルな白い家の片流れの屋根の外観:SUHACOの平屋の建築実例

SUHACOの建築実例

住む場所、家族構成、ライフスタイルによって、最適な家の形は異なります。

シンプルな家の外観デザインは、家そのものの美しさをのみならず、家族が健康で快適に暮らすための様々な問題をシンプルに解決する最適な「家のカタチ」をデザインすることでもあるのです。

 

シンプルな家の内装とインテリア

“シンプルな家”の内装:白い壁に無垢材の構造材の現し

必要なモノだけがある暮らし

シンプルな家に住むには、断捨離、ミニマルライフなどのイメージから、モノが少なく、すっきりと片付けされた、無駄なものがない気持ちのいい空間での暮らしをイメージすることでしょう。

シンプルな家に住み、心地よく暮らすための第1のポイントは、必要なモノだけにする、必要最低限のもの以外はできるだけ省くことです。

モノが少なければ、大切なもの、必要なモノがどこにあるかわかります。暮らしの動線もコンパクトで、掃除もしやすいことから、無駄のない暮らしがしやすくなります。

一方で、モノが少なくても、必ずしもシンプルな暮らしや気持ちがいい空間になるとは限りません。逆に、様々なモノに囲まれていても、シンプルで心地いい暮らしをされている方もいます。その違いは、何なのでしょうか?

 

空間をデザインする

シンプルな家で心地よく暮らすための第2のポイントは、空間のデザインにあります。

空間が美しくデザインされているからこそ、モノが少ないことで、建築が持つ本来の美しさが際立って見えてくるのです。

シンプルな空間だからこそ、構造材や建具など、必要最低限の壁の位置や部材のラインや角を揃える。そこに生まれた空間のバランスを最適に調整し、仕上げに隅とフチの輪郭をすっきりと見せる、といったミリ単位の緻密な設計・デザインが重要になります。

例えば、余分な壁や建具の装飾的な要素を減らす。壁と床をつなぐ幅木をなくす。なくせなくてもできるだけ目立たないような工夫をする。それだけでも、空間に透明感が出てきます。

このような建築物の透明感、何気ない美しさは、シンプルな設計思想、部材の選び方、デザインの緻密さが生み出しているのです。

美しい室内空間のデザインは究極のインテリアとも言えるでしょう。

 

光と影をデザインする

シンプルな家の内装とインテリア:光と影をデザインする空間づくり

施工事例:08

シンプルな家で心地よく暮らすための第3のポイントは、光と影をデザインすることです。

シンプルな空間は、昼は自然光が空間にやわらかな光と影を生み出します。夜は照明器具の光が、内装の壁、天井、建具などの素材と調和して独特の光と影のコントラストを生み出します

さらに、空間をできるだけすっきりさせるために、空間に溶け込むように埋め込みの照明器具にしたり、デザイン性の高い照明器具を空間のアクセントになるインテリアとして厳選すれば、空間のクオリティがグンと上がります。

照明の電球の選び方も重要です。青みがかった白色系のLEDの照明よりも、電球色の温かみのあるクリプトン等の電球のほうが、心が安らぐ空間づくりができます。キッチンのシンクや調理台の照明をハロゲンランプにすると、食材や器にスポットライトを当てるようなメリハリのついた上質な空間が演出できます。

光と影をデザインすることによって、壁や白で統一されたシンプルな空間でも、その空間の印象を大きく変えられるのです。

 

素材に統一感を持たせる

シンプルな家で、心地よく暮らすための第4のポイントは、素材の統一感を持たせることです。

内装の部材、素材、設備を統一することで、空間の質が高まるだけでなく、コストも抑えることができます。

壁はシンプルに白に統一しても、照明や建具の風合いでメリハリをつけることができます。無垢材の床は、どのような部屋にも、他の素材との相性もよい、懐の深い素材です。同一の木の種類でも、部位、グレードを変えると、色味や木目の出方などが変わってきます。統一感を持たせながらアクセントがつけられるため、メリハリをつけた遊び心もあるデザインにすることもできます。

 

シンプルな家の間取りについて考える

シンプルな家の間取りの実例:家族構成に応じて間取りも変更できる自由度の高い家づくりができる事例

素箱の施工事例

なぜ家は自由に間取りが変更できないのだろう

日本の住宅が狭苦しく、窮屈に感じてしまう理由は、家の広さはもちろんのこと、その間取りにも原因があります。結婚、子育てなどライフステージの変化を機に新築する家の多くは、夫婦→夫婦+子供→夫婦と家族構成が変化するにも関わらず、新築時に決めた部屋数、間取りでそのまま数十年を暮らすことになります。

すると、家族構成やライフスタイルが変化した時、「なぜここに壁があるんだろう」「なぜここに出っ張りがあるんだろう」といった違和感を感じながら、その後は、自分が家に合わせて暮らしていかなければならないのです。

本来、家は住む人の暮らしの問題を解決できる解決策としての構造物であったはずです。家族の形、ライフスタイルが変われば、家も変えたくなるのは当然のこと。家族構成やライフスタイルの変化にあわせて、間取りを柔軟に変更できる「変わる家」づくりが、これからの時代に求められる、新しいシンプルな家の形なのです。

 

変わる間取り、編集できる家

変わる家とは、家の外観は大きく変えずに、家の中の間取りを自由に変えられる「編集できる家」と言ってもいいでしょう。

その前提として、しっかりとした強度を確保すること。最低限の壁や設備を基本仕様にして、家族構成の変化にあわせて個室や間取りを変化させて暮らす、シンプルな間取りであることが求められます。

ライフスタイルが変われば、それにあわせて、アウトドア用の趣味のための収納を増やしたり、テレワーク機能を充実させたミニ個室を追加したり、あるいは車椅子でも暮らしやすい段差をなくしたバリアフリー住宅にすることも可能です。

住み続けてからも、自分たちの暮らしに合わせて、自由に家を変化させていくことができる家が、本当の意味での自由設計の家と言えるかもしれません。

 

収納も自由自在の家

収納はシンプルな家に住んで快適な暮らしをするために重要な要素です。

特に、新型コロナウイルス等の感染症の拡大後、また、自然災害が頻発する現代においては、パントリーや玄関まわりのシューズクローゼット、ファミリークローゼットを備えた家を希望する方が増えています。

時代の変化や家族構成とともに最適な間取り、必要となる機能は変化するものです。ならば、できるだけシンプルな間取りにしておいて、変化にあわせて変えられる間取りの家をつくるのがもっとも理にかなっているのではないでしょうか。

 

室外に拡張する究極の間取り~中庭のある家

シンプルな家のコンパクトな住空間の中庭のある間取りの事例

緑の少ない都心で心地よく暮らすには、ほっと落ち着ける居場所が家の中にも必要です。

プライバシーを守りつつ、開放的な空間を実現できるのが、中庭のある家、コートハウスです。居住空間と一体感のある中庭のある家は、これから快適な暮らしをデザインする重要な選択肢になるでしょう。

中庭のある家は、窓やドアなどの開口部を広めに確保します。開口部が広くなると、室内環境が外気の影響を受けやすくなるため、断熱性能を重視した家づくりが求められます。特に、抜き抜けのあるリビングや中庭のある家づくりと住宅の断熱性能はセットで考えたほうが良いでしょう。

 

シンプルな家でシンプルに暮らせる注文住宅の価格相場とシミュレーション

注文住宅の坪単価(建築費)は、地域の工務店は50万円~80万円程、大手ハウスメーカーは70万円~100万円が相場です。延べ床面積30坪程度の場合、地域の工務店であれば1,800万円~2,100万円、ハウスメーカーだと2,100万円~3,000万円が注文住宅の価格相場です。つまり、坪単価で20万円~30万円程度の差が出てくるのです(設備や仕様により、坪単価は変動します。)

では、デザイン、性能、価格をちょうどよくバランスさせるには、ハウスメーカーと地域の工務店のどちらで家を建てるのがよいのでしょうか?もし、あなたが住みたい街で、デザイン性が高く、耐震性や断熱性などの住宅性能も十分で、住み始めてからも自由に間取りが変えられる、そんな30坪の家が建築費1,800万円~2,100万円で地域の工務店で建てられるとしたら、どうでしょう。

素箱/SUHACOは、1,000万円台で30坪の2階建て、しかも間取りが住み始めてから自由に変えられるシンプルな家を基本プランとしています。シンプルな家でシンプルでちょうどいい暮らしをしたい。そうお考えの方は、ぜひ素箱/SUHACOにご相談ください。

まずは、あなたが希望する条件でいくらで家が建てられるか?
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素箱吉祥寺コンセプトハウスの内観

素箱 吉祥寺コンセプトハウス オープン!
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  •  Tel 0120-023-485

素箱 福島コンセプトハウス オープン!
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