予算2,000万円前後で建てるローコストデザイン注文住宅の魅力

おしゃれなローコストデザイン住宅の建築実例

「予算2,000万円前後で“注文住宅”を建てたい!」「おしゃれなデザイン住宅をローコストに建てたい!」と考えたとき、実際にどんな家が建てられるのか、気になりますよね。いわゆるローコスト住宅だと規格住宅のような画一的な間取りになってしまったり、素材にチープ感が出ないように注意が必要です。そこで今回は、デザイン性、機能性、価格のバランスがとれたSUHACOのおしゃれなローコストデザイン住宅を予算2,000万円台で建てる方法をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

 

注文住宅の価格相場

まず、注文住宅の価格相場を確認しておきましょう。

 

注文住宅の建築費用の全国平均は3,452万円

住宅金融支援機構「フラット35利用者調査(2019年度版)」によると、注文住宅の新築費用(建設費*1)の相場は、全国平均で3,452万円(37.8坪)です。地域別にみると、東京で4,125万円(37.5坪)福島で3,413万円(39.1坪)となっています。

同調査で、より実態に近い数値と言える中央値*2でも建築費用を公開しています。中央値に基づく相場は、全国で3,279万円(35.9坪)、東京が3,818万円(35.1坪)、福島で3,333万円(36.8坪)となっています。たしかに平均値より中央値のほうが実感に近い数字になっているようですね。

*1)建設費とは、主体工事費、主体工事に付随する電気、給排水、ガス設備、太陽熱温水器の各工事費、設計費、工事監理費、除却工事費、屋外附帯工事費、その他の経費の合計額。なお、2018年4月から諸経費の一部も含まれています。

*2)中央値とは、すべての集計データの中の真ん中の値。異常値などの影響を受けにくいのでより平均的な値に近いと言えます。

 

30坪の注文住宅の建築費用の価格相場は2,467万円

上記調査をもとに、30坪の二階建て住宅の坪単価(建築費)の相場を算出すると、全国平均2,742万円、東京3,297万円、福島2,619万円となります。上記費用には諸経費の一部も含まれていますので、建築費の1割増しと想定すると、実際には、全国平均2,467万円、東京2,967万円、福島2,357万円程度となります。

坪単価で言えば、全国平均82.2万円、東京98.9万円、福島78.6万円です。(ハウスメーカーや工務店、設備、仕様により、坪単価は変動します。)

 

注文住宅の資金調達の方法~住宅ローン借入額の全国平均は2,688万円

なお、注文住宅の資金調達の方法は、全国平均で自己資金636万円、住宅ローン(フラット35)借入2,688万円、その他借入などが89.3万円となっています。

東京では、自己資金970万円、住宅ローン(フラット35)借入3,063万円、その他借入など97.6万円。福島では、自己資金522万、住宅ローン(フラット35)借入2,735万円、その他借入など156万円となっています。

 

 

2,000万円前後でデザイン住宅をローコストに建てるには?

1000万円台のデザイン住宅のキッチンの実例

デザイン住宅の建築費用をコストダウンするための考え方

いわゆるローコスト住宅と言われる1,000万円台の家は、価格の安さから注目されています。しかし、価格が安いというと、デザイン性、機能性もあきらめたくないですよね。ローコスト住宅ではないものの、デザイン住宅であっても、工夫次第で予算2,000万円前後でデザイン性と機能性の高いおしゃれな注文住宅は建てられます。

注文住宅をできるだけリーズナブルに建てるために、2,000万円前後で家を建てられるハウスメーカーは、広告宣伝費、人件費、材料費、付帯工事費などを抑えることで低価格を実現しています。大手ハウスメーカーのように、テレビCMや折り込みチラシなどを打たない、住宅展示場や多くの営業マンを抱えないことで、その住宅メーカーが建てる家の価格を抑えることができます。

材料費については注意が必要です。材料費を抑えすぎると、デザインがよくても素材が安っぽくなってしまう場合があります。

建材は耐震性能で等級3が確保できる構造材とSE構法で施工することで耐震性には一切妥協をしないこと

また、断熱材などの素材のグレードが下げてしまうと、断熱性能自体に影響してしまいます。後々、「あのときこうしておけばよかった」と後悔してしまうことにもなりかねません。そこで、費用をかけるべきところにはしっかり費用をかけ、必要性が低いものは思い切って削る。こういったメリハリをつけた予算配分が必要になります。

では、実際にはどうすれば、デザイン性と機能を兼ね備えた家づくりができるのでしょうか?その答えは、できるだけシンプルな家にすることです。

 

できるだけシンプルな家を建てる

シンプルな家を建てるには、例えば、次のような家づくりの工夫が必要です。

  • 家の形をできるだけ凹凸の少ない箱型にする。
  • 家の広さは家族構成を踏まえてできるだけコンパクトに抑える。
  • 家の構造は水回りを1か所に集める。
  • 間取りは部屋数をできるだけ増やさない。
  • 設備はデザイン性を考慮しつつスタンダードなものを選ぶ。

といった様々な視点で無駄を省きながら、デザイン性と機能性をバランスを追求していくことが重要となるのです。

 

 

【建築実例】2,000万円前後の予算で建てる!デザイン住宅の間取りの事例

では、実際に2,000万円前後の予算で建てるデザイン住宅の間取りの事例をみてみましょう。

Case1:吹き抜けリビングのある家

素箱のデザイン建築実例:吹き抜けリビングのある家

2階リビングの大空間のシンプルな間取り。ローコストながら無垢の素材の良さも日々実感できる。

 

Case2:シンプルでおしゃれな箱型のデザイン住宅

素箱の建築実例:シンプルでおしゃれな箱型のデザイン住宅の外観

白い箱型のシンプルモダンの家。家の形、サイズを家族構成にあわせてミニマムにすることで快適な居住性も実現できる。

 

Case3:中庭のある家~コートハウス~

中庭のあるデザイン住宅SUHACOの建築実例

広々とした開口部が開放的。光と風がダイナミックに通り抜ける空間づくりを実現。

 

 

予算2,000万円前後のローコストデザイン注文住宅の魅力とメリット・デメリット

1000万円台のSUHACOの建築実例:リビングの風景

では、デザイン住宅を2,000万円で建てるにあたっての魅力とメリットとデメリットを踏まえた留意点を確認しておきましょう。

 

ローコストデザイン注文住宅のメリット

2,000万円で建てるローコストデザイン住宅の魅力は、なんといっても、デザイン性の高さと価格の安さです。

 

メリット①価格の安さ~将来の出費や環境変化に備えることができる

ローコストデザイン住宅は建築費を抑えることで、土地さえあれば自己資金のみで家を建てることも可能になります。住宅ローンを組まずに済めば、月々の生活費に余裕が生まれますので、貯蓄や資産運用で将来に備えたり、あるいは家族構成やライフスタイルの変化にあわせてリフォームや建て替えのために蓄えておくこともできます。

 

メリット②デザイン性の高さ~デザインや素材を選ぶことができる

一般的なローコスト住宅と大きく異なるのは、そのデザイン性の高さです。建築家が設計したおしゃれなデザイン住宅は、価格以上の意匠の価値が生まれます。デザイン性の高い住空間にするために、素材選びを重視することで、質の高い空間づくりも可能になります。

 

 

ローコスト注文住宅のデメリットと対策~4つのポイント

SUHACOの建築実例:内観

一方で、ローコスト注文住宅には以下のようなデメリットがあります。そのために適切な対策を講じてデメリットを解消する必要があります。

 

デメリット①本体工事費を抑える必要がある

【対策】家の形やサイズをできるだけシンプル&コンパクトにする

家の形をできるだけ凹凸のないシンプルな箱型の形にすると予算を抑えやすくなります。延べ床面積も30坪前後のコンパクトサイズにすれば、屋根や基礎の面積も少なくなり、施工費や材料費が抑えやすくなります。

 

デメリット②部屋数を少なめにする必要がある

【対策】間取りを工夫する

部屋数を少なくして、壁を減らせるので部材や施工費が抑えられます。壁を設置する場合も耐力壁でなく間仕切り壁にすれば可変性が高い間取りになります。

 

デメリット③設備費はできるだけ抑える必要がある

素箱の建築実例:水回りをシンプルに集約した事例

【対策】水回りは1か所に集める、施主様支給にする

水回りを1か所に集めれば設備費が1セットで済み、施工費もミニマムで済みます。あるいは、エアコン、ガスコンロ、シャワートイレなどの設備は施主様支給にして調達コストを削減する方法もあります。

 

【デメリット④】断熱性や気密性などの性能面のコストは慎重に判断する

【対策】デザイン注文住宅の場合、断熱性や気密性はセットで考える

デザイン性の高い空間づくり、例えば吹き抜けリビング、リビング階段、中庭のある家などを実現するには、断熱性や気密性などの住宅性能は必須になります。家を建ててからではやり直しがきかない工事も多いため、断熱材や施工費の予算は新築時できるだけ確保しておく必要があります。

 

【デメリット⑤】アフターフォロー体制は施工会社によってまちまち

【対策】アフターフォロー体制がしっかり確認すること

新居で暮らし始めてからが本当の家づくりのはじまりです。5年、10年、15年と、暮らしているうちに、外観、内装、設備、家具など、様々な経年変化をしていきます。毎年の定期点検でしっかりマイホームを定点観測して、メンテナンスが必要な際には後々大きな出費にならないように早めに対処することで、ランニングコストを最適化できます。点検、アフターフォロー体制はしっかり確認しておきましょう。

 

まとめ:予算2,000万円前後でおしゃれなデザイン住宅を建てるには~SUHACOの注文住宅

これまで見てきたように、デザイン性の高い注文住宅をできるだけローコストに建てるには、家の形、サイズ、間取り、素材の選び方などの様々な工夫が必要です。できるだけシンプルな家づくりを目指すことで、2,000万円前後の予算でもデザイン住宅が建てられます。ライフステージにあわせて間取りが自由に変えられるように間取りを作りこみすぎないこと。機能性も重視して後悔しない家づくりをすることが重要です。

全国平均の注文住宅の相場は3,452万円。30坪の場合は2,467万円です。一方、素箱/SUHACOの30坪の二階建て住宅の坪単価(建築費)は1,800~2,100万円です。

もし、あなたが住みたい街の地域の工務店で、デザイン性が高く、耐震性も等級3、断熱性などの住宅性能も吹き抜けの間取りが標準で採用できるほどの十分さがあり、住み始めてからも間取りが自由に変えられる、そんな30坪の家が建築費1,800~2,100万円のローコストで実現できるとしたら、どうでしょうか?

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