東京でシンプルな注文住宅を建てるコツ

雑誌で見かけるデザイナーズ住宅など、おしゃれな注文住宅に憧れるものの、デザイン性が高い家づくりは、ちょっとハードルが高いものです。でも、東京に住むならおしゃれで、できるだけシンプルに、自分たちにちょうどいい家づくりをしたい。そんな方に、今回は、東京で建築家とおしゃれな注文住宅をできるだけシンプルに仕上げるコツを解説します。ぜひ参考にしてくださいね。

 

おしゃれな注文住宅をシンプルに仕上げるポイント

素箱の建築実例:2階リビング

施工事例:素箱14

 

注文住宅は、間取り、デザイン、設備などの自由度が高く、全体のバランスを考慮しながら、おしゃれに仕上げて、しかも予算内の範囲で収めるに、様々なポイントがあります。

 

外観

素箱の建築事例:四角い家13

施工事例:四角い家13

 

外壁、屋根、外構は住まいの印象に大きな影響を与えます。第一印象となるため、建物のシルエットと、外壁や屋根の色や素材を厳選する必要があります。

 

都内ほど、実は外構の扱いが重要なポイントになります。外構は居住空間を圧迫する、そう考えると、外構と外壁を融合させて外壁にしてしまうことで、プライバシーを確保しやすい居住空間が確保しやすくなるのです。例えば、中庭を外構を設けて、建物と一体化させれば、建物の中に庭がある空間づくりができます。外構が一体化していますので本体工事として進めることができます。

 

素箱の建築実例はこちらです。

 

 

玄関、アプローチ

玄関に光を取り込む工夫の建築実例

施工事例:光に溢れる家26

アプローチから玄関に至るプロセスは、いわば住宅の顔のようなもの。できるだけシンプルに、清々とした印象を与える空間にするとよいでしょう。玄関内の収納も重要です。いかにも靴箱といった家庭的な印象を与える建具ではなく、茶室に入るときのような、新鮮な印象を与える凛とした空気感をもった玄関にすると、シンプルな暮らしの印象が伝わりやすくなります。

 

ドアの形状、素材、色も、シンプルな家づくりの中でも個性を活かせる重要な要素です。玄関に、朝の自然光を取り入れると、明るく爽やかな印象になります。夜間の照明の位置、光の色合いやなどによってもスタイリッシュな印象となり、光と影のシルエットが洗練と落ち着きのダイナミズムを演出します。

 

 

間取り

素箱の家の間取りはライフスタイルに応じて変化させる。

 

理想の住まいづくりで間取りは重要な要素です。

 

家族構成が変われば、必要になる個室の数も変わります。ライフステージが変われば、生活のリズムが変わり、以前の間取りでは不都合が出てくるかもしれません。特に、ワークスタイルが変わり、自宅が仕事場になるようなライフスタイルが大きく変化することになれば、住まいのあり方も大きく変わります。

 

つまり、一般的に言われるように、家づくりに間取りが重要だから間取りを優先するのではなく、これからの時代はライフスタイルが変化する可能性が高いので、間取りも変化させる必要があるほど、私たちの暮らしに欠かせない重要な要素と言えるのです。

 

生活や家事動線はもちろん、家族のライフスタイルがどのように変化しても、それに応じて間取りを変えられる可変性のある家づくりが重要です。

 

素箱の間取りの考え方はこちら

 

 

内装

素箱の建築実例:内装の事例

壁、天井、床など居住空間の全方位にわたる内装の素材は、空間づくりの重要な要素です。特に、色は心理的にも大きな影響を及ぼします。床は無垢材などの天然素材をふんだんに使って落ち着いた色合いに、壁や天井は、自然光や照明による光と影が美しく見えるようにシンプルに白で、といった、できるだけ統一感のあるデザインにするとよいでしょう。

 

収納

素箱の施工事例:ファミリークローゼット

施工事例:14 収納

 

シンプルにデザインされた空間に、モノが増えていくと、雑然とした空間となると、せっかくのおしゃれなインテリアを組み合わせがなされても、どことなく違和感のある印象になりかねません。

 

収納は、できるだけ使う場所に収納するのが動線上はよいのですが、シンプルな空間づくりをする際は、ファミリークローゼットのようにできるだけ1か所にまとめるのもよいでしょう。

 

利用頻度が高いものはインテリア性を重視してセレクトしてオープン棚で見せる収納にする。利用頻度の低いモノはおきにいりでデザイン性が高いものでも、しまう収納にする、といった機能性を重視した考え方も、シンプルな空間づくりには一考の価値があるかもしれません。

 

 

シンプルでおしゃれな間取りのデザイン集

 

シンプルな間取り、おしゃれな空間デザイン要素についてポイントをチェックしてみましょう。

 

吹き抜け

素箱の建築実例:吹き抜けの空間

施工事例:光に溢れる家26

 

天井が高く、明るく開放感のある吹き抜けのある間取り。自然の光を取り込み、風の流れも呼び込みます。吹き抜け玄関、吹き抜けリビングなどが人気です。

 

吹き抜けは、梁や柱などの家の構造部分を現し(あらわし)にすれば、梁のダイナミックさや、木の温かみを感じ、頑強な構造体に強く優しく守られている実感も感じることができます。

 

吹き抜けのある空間は、夜間の照明の位置、光量や角度などのデザインも重要です。壁付けのスポット照明、ペンダント、間接照明などで空間全体と手元の明かりをデザインします。機能面と心理的効果も考慮した照明デザインが、シンプルな空間にメリハリのある印象を与えてくれます。

 

リビング階段・スケルトン階段

素箱の建築実例:リビング

施工事例:20 リビング階段

 

人気の高いリビング階段。骨格のみのスケルトン階段にすると、吹き抜けの開放感と立体感を活かしたおしゃれな空間づくりができます。

 

子供部屋に続く階段をリビング階段にすると子供の帰宅時にコミュニケーションがとりやすくなります。階段下の空間が居住空間として活用できますので、収納スペースも生み出すことができます。

 

 

ウォークインクローゼット、ウオークスルークローゼット

素箱のウォークインクローゼットの実例

人が通り抜けられるウォークスルークローゼットは、行き止まりがない動線で利用することができ、収納力も高いためファミリークローゼットとしても有効です。

 

 

中庭、屋上、ウッドデッキ、インナーバルコニー

素箱の施工事例:緑に囲まれたバルコニーの風景
施工事例:12

セカンドリビングとしても人気の中庭やウッドデッキ。リビングやキッチンからひとつながりの空間として活用すれば、広々としたリビングのある暮らしがさらに実感できます。2階リビングにつながる中庭をウッドデッキをにすれば、プライベートな庭が確保できます。

屋上を活用することはもちろん、広めのバルコニーに天井を設ければ、天候にも左右されないセカンドリビングになります。

 

まとめ

デザイナーズ住宅などのおしゃれな注文住宅は、ちょっとだけ敷居が高い憧れの存在。できるだけシンプルに、自分たちにちょうどいい家づくりをしたいと考えるなら、外観、内装、間取り、収納などのちょっとした工夫でシンプルでおしゃれな家づくりが可能になります。シンプルな家づくりでおすすめの素箱の建築実例を参考に、理想のシンプルで暮らしやすい家づくりを検討してみるとよいでしょう。

 

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著者情報

秋 慎一郎

秋 慎一郎 監修:一級建築士 秋慎一郎 /L・DESIGN建築設計事務所

「プライバシーの守られた開放的な空間」
「季節の移ろいを感じられる心地良い住まい」
をコンセプトにして、設計活動をしています。
コートハウス(中庭型住宅)の設計を多く手掛け、
「光」や「風」を考慮した、家族と穏やかに過ごせる「住まい」を提案しています。