シンプルライフをはじめるなら、家づくりのタイミングで。好きなモノに囲まれて、心豊かに過ごすための10のヒント

さまざまな情報がネットで飛び交い、時間に追われて忙しい毎日……。そんな現代社会を生きる私たちだからこそ、家では好きなモノだけに囲まれて、心豊かにシンプルライフを送りたいものです。実は、家づくりのタイミングが、シンプルライフをはじめる絶好の機会。シンプルライフを意識して間取りやインテリアを考えたり、家具や設備選びをしてみましょう。そこで、シンプルライフを送るための家づくりの10のヒントをご紹介します。
 

【シンプルライフのヒント1】
シンプルな箱の状態から、家づくりははじまる!

【シンプルライフのヒント1】シンプルな箱の状態から、家づくりははじまる!
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シンプルライフを送っていく中で、自分にとって何が必要で、何が不要なのかは自然とわかってきます。ですから、家づくりのタイミングで、あらかじめいろいろと装飾をしたり、フル装備にしてしまうと、自分にとって必要なものと不要なものに気づけないかもしれません。家はシンプルな箱の状態で作り、後から必要なものだけをゆっくり足していくのが、本当の意味でシンプルライフを送ることになるのかもしれませんね。シンプルライフのための家づくりは、シンプルな箱の状態からスタートさせましょう。

 

【シンプルライフのヒント2】
シンプルな空間にハイサイドライトで、心地よさをプラス

【シンプルライフのヒント2】シンプルな空間にハイサイドライトで、心地よさをプラス
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シンプルライフは、家族が心地よく、快適に過ごせることが基本です。日差したっぷりの明るい空間は、自然と気持ちをリラックスさせてくれます。都心部の密集した住宅街でも、プライバシーを守りつつ、陽光を取り込んでくれるのがハイサイドライト。大きな窓を設けることができなくても、ハイサイドライトを上手に活用したり、吹き抜けと併用することで、明るく開放感のあるシンプル空間にすることができます。

 

【シンプルライフのヒント3】
空間をあえて区切らず、いつでも家族の声が響く家

【シンプルライフのヒント3】空間をあえて区切らず、いつでも家族の声が響く家
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家族がいつでも安心して暮らすことができる空間づくりも、シンプルライフには必要です。建売住宅のように、あらかじめ部屋が仕切られている家では、家族のライフスタイルに合わせた柔軟な暮らしは難しいかもしれません。最初は一つの箱のような空間で適度に区切りを設け、子どもたちとの会話がいつでもできるように。そして、子どもの年齢に合わせて部屋を仕切ることができるなど、家族の成長に合わせて家を柔軟に作り変えることができるのも、シンプルライフの形なのです。

 

【シンプルライフのヒント4】
家族が集まる場所は、シンプルながらも機能的に

【シンプルライフのヒント4】家族が集まる場所は、シンプルながらも機能的に
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シンプルライフとは、時間をゆっくりかけて、丁寧に暮らすという意味もあるかもしれません。ですが、働きながら家事もしなくてはいけない忙しい暮らしでは、そうじっくり時間をかけてもいられませんよね。なるべく時間と手間をかけず、家がスッキリ片付く工夫も大切です。たとえば、キッチンと一体化したダイニングテーブルは、料理をしながら配膳ができ、片付けもスムーズ。それでいて、いつでも家族を近くに感じていられます。

 

【シンプルライフのヒント5】
妥協せず、オーダーメイドで長く愛用できるものを

【シンプルライフのヒント5】妥協せず、オーダーメイドで長く愛用できるものを
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家具選びも、家づくりの中では大仕事の一つ。シンプルライフを送るためには、長く愛用できるものをじっくり吟味しましょう。もし、気に入った家具が見つからなければ、オーダーメイドで作ってもらうのもあり。家のインテリアに合わせて作ることができ、家にもしっくり馴染みます。ゼロの状態から自分達らしい家に作り上げるのも、シンプルで無駄のない暮らし方ですね。

 

【シンプルライフのヒント6】
ありきたりにはこだわらず、自分らしさで選ぶことも

【シンプルライフのヒント6】ありきたりにはこだわらず、自分らしさで選ぶことも
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シンプルライフを素敵に送っている人は、自分の感性を大事にしている人が多いよう。ここだけはどうしてもこだわりたい! というモノがあれば、その感性をぜひとも大切にしましょう。たとえば、ちょっと個性的なペンダントをダイニングに取り付けたいなら、その分、ダイニングテーブルやチェアをシンプルにまとめるのも一案。足し算引き算をして、全体的にシンプルにまとめるとGOOD。

 

【シンプルライフのヒント7】
限られた空間には、それに見合った設備をセレクト

【シンプルライフのヒント7】限られた空間には、それに見合った設備をセレクト
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限られた空間であれば、そのサイズに見合った設備を選びましょう。狭小住宅であれば、階段や廊下などは、意外と面積を取ってしまいます。そこで、こんなデザイン性の高い螺旋階段や、階段の直線がインテリアにもなるスケルトン階段などを取り入れ、その家のサイズに見合った設備を検討してみましょう。土地の広さや形状、建物の特徴などは家それぞれですから、それに見合った設備を選ぶことも、シンプルライフには大切なことです。

 

【シンプルライフのヒント8】
必要な設備と量を見極めて、シンプルミニマムに

【シンプルライフのヒント8】必要な設備と量を見極めて、シンプルミニマムに
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シンプルライフを快適に送るためには、洗面所やバスルームなど水回りはとくに、設備は必要なアイテムと量を見極めて作りましょう。設備が多くなればなるほど予算もかかり、それ相応の広さが必要になります。でも、それが自分や家族にとって不要なモノだとしたら、無駄になってしまいます。家づくりをする際には、家族のライフスタイルをしっかり思い浮かべながら、必要な設備に絞ることもシンプルライフの基本です。

 

【シンプルライフのヒント9】
家族を気持ちよく迎えてくれる玄関は、素材感を大切に

【シンプルライフのヒント9】家族を気持ちよく迎えてくれる玄関は、素材感を大切に
 
「いってらっしゃい」と見送ったり、「お帰りなさい」と迎えたり……。玄関は、家族にとって大切な空間です。気持ちよくシンプルライフを送るには、玄関は常にスッキリとした印象にしたいもの。素材を統一して徹底的にシンプルにするのもいいですが、テラコッタのタイルや木の素材をプラスしたり、グリーンを効果的に飾ってみるのも素敵ですね。シンプルライフには、こんな温もりのある玄関もお似合いです。

 

【シンプルライフのヒント10】
外観をシンプルにまとめて、プライバシーも確保

【シンプルライフのヒント10】外観をシンプルにまとめて、プライバシーも確保
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素敵な暮らしを予感させるのは、やはり家の外観です。シンプルなフォルムに真っ白な壁、プライバシーがしっかり守られた小さな窓。シンプルライフをスタートさせるなら、こんな外観の家がぴったりです。中はいったい、どんな素敵な空間が広がるのだろうと、遊びにくる人が想像を膨らませ、ワクワクするような家ですね。

 
シンプルライフをスタートさせるには、まずは箱のようなシンプルな家を作ることからはじめてみましょう。そこに、本当に必要なアイテムや気に入ったモノをプラスしていけば、ゆっくりじっくりと、理想のシンプルライフに近づいていきます。そして時には、必要ないものを手放すことだって大事。足し算引き算しながら、あなたらしいシンプルライフを送ってみませんか?

SUHACOの家には、そんなノウハウが満載。見学会も随時開催しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 
文・内田あり

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著者情報

秋 慎一郎

秋 慎一郎 監修:一級建築士 秋慎一郎 /L・DESIGN建築設計事務所

「プライバシーの守られた開放的な空間」
「季節の移ろいを感じられる心地良い住まい」
をコンセプトにして、設計活動をしています。
コートハウス(中庭型住宅)の設計を多く手掛け、
「光」や「風」を考慮した、家族と穏やかに過ごせる「住まい」を提案しています。