シンプルな暮らしは玄関から。真似したい、玄関のデザインアイデア11選

玄関はその家の、まさに“顔”的な存在。家の中でも、家族以外の人に最も目に晒される場所なのです。シンプルな家づくり、ナチュラルな暮らしを実現したいのであれば、スッキリと美しく見える玄関にするのがおすすめです。

そのためには、玄関や収納のデザインには、ちょっとしたコツが必要。今回は、玄関をスッキリ見せるデザインのコツと、SUHACOが提案するシンプルで印象的な玄関の実例を紹介します。

 

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<実例その1>
階段を一段ずつ上がる、ワクワクする玄関

空が見えるエントランス
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こちらのお宅は、建物の横に階段を設け、そこを上がっていくとエントランスにたどりつく間取り。コンクリート打ちっ放しの壁に挟まれたエントランス階段は、下から見上げると青空だけが見えるデザインに。家に帰ってくる家族にとって、ちょっと特別な場所となるでしょう。そして、初めて訪れる来客にとっては、この階段の先にどんな空間が広がっているのだろうと、ワクワクするかもしれません。

 

 

<実例その2>
広い玄関土間を作って、使い勝手アップ!

1階に土間のある家
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玄関を入ると、ワンフロアの半分以上が土間スペースになっている大胆な間取り。たたきも広々としていて、どこで脱ぎ履きしてもOK。また、土間からダイレクトに外に出られる大きな掃き出し窓もあり、趣味やDIYなどを楽しむこともできます。こういったスペースを設けることで、将来的に小さなショップを開いたり、アトリエとして活用するなど、さまざまな使い方が考えられます。

 

 

<実例その3>
コーナーを生かして、プライバシーを確保

玄関
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シンプルで心豊かな暮らしのためには、プライバシーにもしっかり配慮したいもの。家の外と中をつなぐ玄関だからこそ、通りから見えないような間取りにする必要があります。こちらのお宅は、建物の角を上手に活用して、通りから玄関が見えないように、また玄関から室内が見えないような工夫がされています。このような間取りであれば、ドアをしばらく開けたままにして、風通しよく暮らすことができます。

 

 

<実例その4>
たたきのデザインで個性を出す

上がり框がユニークな玄関
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たたきはまっすぐに平行なラインと決めつけなくてもいい、そんな遊び心を形にしたのが、こちらのお宅の玄関。直角のデザインにすることで、大勢の来客があったときでも、ゆっくり靴の脱ぎ履きがしてもらえて快適です。シャープなたたきのデザインは、玄関空間をキリッと引き締める効果も。また、同じ空間にスケルトン階段があることで、上階からの光が階下まで届き、空間全体が明るく広々と感じられます。

 

 

 

<実例その5>
無駄なものを排除した、シンプルなエントランス

家の外観
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通りに面した窓がなく、建物の形も真四角……。これこそ、まさに究極にシンプルな佇まいの家。白い外観に合わせて、玄関扉もシンプルなデザインになっています。シンプルな家づくり、シンプルな暮らしを求めているなら、このぐらい大胆なデザインを採用するのもおすすめ。また、玄関がシンプルであればあるほど、この閉じられた外観の内側には、どんな空間が広がっているのだろうと、訪れる人の期待を膨らませてくれるのです。

 

 

 

<実例その6>
視界が開けて、風通しのよい玄関空間に

中庭に続く玄関ホール
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玄関と言うと、どうしても閉鎖的な空間というイメージがあるかもしれません。そんなイメージを覆してくれるのが、こちらのお宅の玄関。玄関を開けると、目線の先には家の中庭が見え、明るい光が玄関まで届きます。玄関自体に開口部を設けることができなくても、廊下とつなげて陽光を取り込むことで、明るい空間を作ることができます。

また、シューズクロークも完全にフラットにして、まるで壁の一部のようなデザインに。玄関に入った時に、白い壁が続いているように見えて、中庭の景色を引き立ててくれます。

 

 

<実例その7>
螺旋階段が玄関の主役になる

玄関
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シンプルな空間のアクセントになっているのが、デザイン性の高い螺旋階段。敷地に限りのある狭小住宅などで、よく採用される階段であり、空間の主役としてシンボル的な存在になります。細長い玄関スペースをあえて縦長に切ったことで、ここに自転車を置いたり、DIYをしたりと、さまざまな土間の活用方法がありそうです。いわゆる下駄箱のような収納は作らずに、スライド扉の大容量棚を作ったので、空間がスッキリと見えます。

 

 

 

<実例その8>
扉を開けると、緑が爽やかに目に飛び込む

緑と隣り合わせのエントランス
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建物の正面に向かって右側に緑が広がる、絶好の立地条件。そこでこちらのお宅は、玄関扉を開けたときに緑が見えるような間取りを考えました。このように通りから脇に入った場所に玄関を配置することで、周囲からの視線を遮ることができ、プライバシーを確保できます。また、玄関部分は建物の形状を生かすことで、玄関の上部がせり出すデザインに。このような大きめの庇があることで、雨の日も出入りしやすく安心です。

 

 

<実例その9>
凹凸のない、スッキリシンプルな玄関


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玄関まわりがごちゃごちゃしていたり、ものが置きっ放しで生活感が出てしまうと、スッキリとシンプルな暮らしは実現できません。そのためには、ある程度余裕のある収納を設けることが大切です。こちらのお宅では、床から天井までの完全フラットなシューズクロークを設置し、家族分の収納を確保。靴はもちろん、上着を掛けておいたり、アウトドア用品をしまっておいたりと、玄関付近にあることでより使いやすい収納になるでしょう。

腰高の収納があると、一旦、そこに置いておこうと言う気持ちが出てしまいます。ものがたまらないようにするためにも、あえて置ける場所を作らないというのも、アイデアのひとつです。

 

 

<実例その10>
足元の明かり取りで、空間が広く感じられる

玄関
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玄関の扉を開けると、細長い玄関から、パッと開放感のあるリビングルームへ。扉などで仕切らずに、ダイレクトにリビングルームにつながるようなデザインにしたことで、その先に広がる居住空間への期待が膨らみます。

また、このようなコンパクト目な玄関の場合は、足元の光取りを設けるのがおすすめ。足元からの明るさを確保しながらも、外からの視線はしっかりシャットアウト。天井までの壁一面をフラットな収納にすることで、大容量のシューズクロークが実現します。また、シューズクロークの下に少しの隙間を設けることで、来客があったときにさっと靴を片付けられたり、お掃除がしやすかったりと、さまざまなメリットがあります。

 

 

<実例その11>
こだわりの素材やデザインで目を引く扉を採用する

扉のデザイン
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こちらのお宅では、美しく繊細な格子扉を採用。格子のデザインは和のイメージも強いですが、実はモダンな空間にもぴったり。格子の扉は、光を柔らかく通しながらも、人の視線を遮ることができるのがメリットです。

シンプルな素材やスッキリとしたデザインばかりを取り入れてしまうと、少し味気ない雰囲気になってしまうこともあります。そこで、扉などにちょっとポイントを持ってくるのもテクニックのひとつ。少し柔らかな印象の家にしたければ、このような格子扉を検討してみるのもおすすめです。

 

 

シンプルな家での暮らしを実現するためには、家のイメージを印象付けるエントランスや玄関のデザインにぜひこだわってみましょう。スッキリ見せるためのフラットな収納にしたり、空間が明るく解放的に見えるような間取りにしたり、玄関扉に個性を持たせたりと、さまざまなアイデアがあります。

SUHACOでは、シンプルでありながら、印象的なエントランスや玄関のデザインをご提案。ぜひ、オープンハウスで実際にご覧ください。